実はタイはアジアでトップの観光立国、2016年には日本よりも多い3200万人の外国人観光客が訪れています。
日本からタイへ旅行に行く人も年々増えていますね。
そんな海外旅行者にとって今や必須なスマートフォン。
そこで大事になってくるのが無料のWiFi環境ですね。
今回はタイの無料WiFi環境について、旅行者が集まるスポットを中心にご紹介します。
タイの空港の無料WiFi
タイでは、スワンナプーム空港、ドンムアン空港、チェンマイ空港、プーケット空港などで地元通信事業者の提供による無料のWiFiサービスが提供されています。
空港内でWiFiをオンにするとWiFiのネットワークリストが表示されまますので、「.@Airport****FreeWiFi」というネットワーク名を探してみましょう。
「****」の部分にはスポンサーの会社名が入ります。具体的には以下の3つのネットワーク名(SSID)があります。
- .@AirportAISFreeWiFi
- .@AirportTrueFreeWiFi
- .@AirportDtacFreeWiFi
ただ、タイの空港無料WiFiには1日2時間までという利用時間制限があるので、館内に長く滞在する時にはちょっと不便かもしれません。
また、館内でも速度が遅い場所や、WiFiの電波状況が不安定な場所などがあるため、インターネットを確実に使いたい人はレンタルWiFiなどの手段を用意しておくといいですね。
タイの空港無料WiFiに接続する方法
- .@Airport****FreeWiFiを選択すると登録画面が自動的に表示されます。
- 登録画面で「こんにちは」のボタンをクリックすると、日本語の情報を入力する画面に移ります。
- 必要項目は名前、国籍、パスポート番号、電話番号、メールアドレスなどです。
- 携帯電話番号は日本の番号でOKです
- 記入し終わったら使用条件に同意して、無料登録をクリックします
- 登録完了画面が表示されたら、ログインをクリックします
登録完了画面にユーザー名とパスワードが表示されるので、スクリーンショットなどでメモしておきましょう。
次回以降はこの2つを使ってログインすれば無料WiFiが使えます。
入力したメールアドレスにも、ユーザー名とパスワードが送られてきます。
タイのショッピングモールの無料WiFi
日本よりももっとネット環境が整っていといわれているタイでは、ショッピングモールなどの大型の商業施設で無料Wi‐Fiサービスが提供されていたりします。
ターミナル21
空港ターミナルをテーマにしたショッピングモールで、2011年にアソークとよばれるビジネスタウンに誕生したターミナル21でも無料Wi‐Fiサービスが提供されています。
ターミナル21の無料WiFiサービスを利用する手順
- ターミナル21のインフォメーションカウンターに行きます
- インフォメーションカウンターで無料WiFiサービスを利用したいと伝えます
- パスポートを提示します
- ユーザーネームとパスワードが書かれた紙をもらえます
- Wi‐Fiリストから「Terminal21_WIFI」という名前を選択します
- もらった紙に書いてあるユーザーネームとパスワードでログインして利用します
ターミナル21の無料WiFiサービスは制限時間が2時間になっています。
2時間経つとWiFiが使えなくなってしまいますので、引き続き利用する場合は再ログインすれば利用できます。
タイの公共無料WiFI「ICT_FREE_WiFi」
タイには交通機関・病院・主要観光地やショッピング施設などタイ国内約2万ヶ所に公共WiFiが設置されています。
SSID名は「ICT_FREE_WiFi」となっていて、一回の接続につき2時間の制限時間があります。
登録画面は英語のみで日本語には対応していません。
登録画面に生年月日、氏名、国籍、携帯番号、メールアドレス、パスポート番号を登録後、IDやパスワードがメールに送られるので、それを入力して使用することができます。
タイのスターバックスにも無料WiFi
タイ旅行に行った時には休憩がてらスターバックスで一息という人も多いのではないでしょうか?
タイのスタバには無料WiFiサービスがあります。
スタバで無料WiFiを使う時にはWiFi接続の一覧からSTARBUCKS_AISを選択しましょう。
無料WiFiに接続すると、自動的に登録画面が表示されます。
最初はタイ語で表示されていますが、画面の右上にあるENというところを選択すると英語で表示されます。
接続するには名前とパスポート番号、そしてE-mailアドレスを入力します。
ID Numberというところもありますが、外国人の場合は入力せず、次のパスポート番号を入力をします。
これらを入力して登録完了するとユーザー名とパスワードが発行されますのでメモしておきましょう。
接続完了すると、使用可能な時間が表示されるようになっています。
有効期限はその日の24:00までで、11:20に登録した場合は、12時間40分使えます。
ただし、このスタバ無料WiFi、混雑時にはかなり遅くなって、ネットを見るのも一苦労になることもあります。
あまり混雑していない時間帯に利用するのがおすすめです。
タイのマクドナルド無料WiFi
タイのマクドナルドでは、SSID「Mc Donalds AIS」で無料WiFiが提供されています。
1回につき45分の制限時間があります。
登録画面は英語のみで、日本語の画面はありません。
利用にはレシートに記載されたパスワードが必要です。(あるいは注文時店員が教えてくれます)
登録画面にパスワード、生年月日、氏名、国籍、携帯番号、メールアドレス、パスポート番号を登録して利用します。
タイその他カフェの無料WiFi
タイは日本よりもネット環境がずっと整っているといわれ、タイではフリーWiFiができるカフェが多くあります。
多くは無料で利用できますが、レストランやカフェによってはWi-FIを利用するための最低料金が設定されていることもありますので、WiFi目的で利用する時は先に確認するのがオススメです。
また、カフェやレストランなどの無料WiFiの中には、セキュリティがしっかりしていないものもありますので、個人情報などの入力は避けた方がいいでしょう。
True Coffee(トゥルーコーヒー)
True Coffee(トゥルーコーヒー)というカフェはタイではよく知られたカフェで、タイの通信事業の大手のtrue コーポレーションのブランドカフェです。
通信会社が運営するカフェだけあって、店内ではフリーWiFiが使えるのです。
基本的には、レジで会計した際にユーザー名とWiFiパスワードをもらいます。
そして、WiFi選択リストから.@TRUEWiFiを選んでTRUEWIFIに接続しましょう。
TRUEWIFI接続用画面になったらユーザー名とパスワードを入力し、確定ボタンを押します。
そうすると次のページでパスポート番号とメールアドレスを入力するようになります。
パスポートナンバーとメールアドレスを入力していってボタンを押すと接続が完了になります。
トゥルーコーヒーでのインターネットの制限時間は1時間になります。
接続自体は無料で使うことができますが、パスワードをもらうためには何か注文する必要があることに注意してください。
タイ旅行に「WiFiレンタル」という選択肢も
以上、主要スポットでの無料wi-fiの流れを説明しました。
タイは無料wi-fiが発達していますが、電波状況や速度が不安定なこともあるようです。
日本にいると、ネットにいつも繋がっているのが当たり前の状況に慣れているので、旅先でWiFiがなかなか繋がらず不便を感じる人も多くいます。
そんな場合は、レンタルWiFi(海外旅行専用のポケットWiFiをレンタルするサービス)を検討するのもいいですね。
1日あたり680円~のレンタル料金がかかりますが、いつでもどこでもネットに繋がるので、道に迷ったときなど、予想外の状況になった時にもかなり助かりますよ。
何人かで一緒にタイに行くなら、仲間とシェアすれば節約もできます。
旅の目的に合わせてポケットWiFiのレンタルなども検討しながら、旅を便利に楽しめるといいですね。